やり投ブロック動作の科学的分析

やり投げ
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「ブロック」を100%理解できる解説

みなさん、このような悩みを抱えていませんか??

ブロック動作ってどうするのが良いの?

ブロック動作の練習って何があるの?

やり投げをしていている、初心者から上級者のすべての人の中で、正しいブロック動作を知っている人はどれだけいるだろうか?この記事を読んで、ブロックについて正しい理解をして、練習に取り組みましょう!

ブロック動作とは??

助走をして投げる直前に、前足を前方の地面に突っ張る動作のことです。走ってきたスピードを片足で止めることから、体への負担がかなり高い動作になっています。

紹介する論文

今回、やり投のブロック動作について解説していくための資料として、下記の学術論文を参考にしていますので、ぜひ、興味のある方は参考にしてみてください!

Biomechanical analysis of the javelin at the 2005 IAAF World Championships in Athletics

以下から、論文の概要について解説していきますので,興味がない方は飛ばしてみてください!

論文の内容

目的

研究の目的は、2005年の世界陸上やり投げ決勝進出者の動作を分析して、共通の特徴を見つけることでした。

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方法

世界トップレベルの選手の投げる動作を撮影して、バイメカニクス的な分析を行って共通点を明らかにしました。

結果

世界トップレベルの選手は、ブロック動作時に前足の膝を伸ばしている状態に維持することで、ヤリに助走の速度を上乗せしているという共通点が見られました。

なぜ、膝を伸ばしている状態を維持するブロックが、ヤリの助走速度を上乗せすることにつながるのか?これは、慣性の法則が影響しているということが考えられます。

慣性の法則とは?

物体に外部から力がはたらかないとき、もしくは、はたらいていてもその合力が 0 であるとき、静止している物体は静止し続け、運動している物体はそのまま等速度運動を続ける。

これを簡単に説明することができる例があります。手のひらの上に棒を立てながら、走っているとします。走っている動作を急に止めてみてください。どうなりますか?手のひらの上に乗った棒は前に倒れます。体は止まっているが、棒は前に進み続けるということです!

ブロック動作と慣性の法則

やり投げでは、助走を行って、そのスピードを活かして投げます。ブロック動作をすることによって、下半身のスピードは低下しますが、それに伴って上半身は進行方向に進みます。これは、先程の例に例えると、下半身が手のひら、上半身が棒です。

このことを考えた上で、新井選手のスローモーション動画を参考にしてみてください。ブロックと同時に下半身がしっかり止まって、上半身が動き出しています。

ブロックの練習方法

私自身、ブロック動作を向上させるためには、2つの方法があると思います。むしろ、それ以外に考えられません!

筋力トレーニング

1つ目は、筋力トレーニングです。いくら速い助走をしたところで、ブロック動作で止まらなければ、意味がありません!私は、やり投げでは、走る能力も重要であると考えていますが、それ以上に止まる能力は必要不可欠なものであると考えています。
ここでは、2種類のトレーニングを紹介したいと思います。

スクワット

投てき選手では、高重量が扱えなければいけない理由は、先程説明したとおりです。それらの能力を育成するために、同条件を揃えなければいけません。
スクワットは、地面からの衝撃に耐えるトレーニングと捉えて実行してください。

デッドリフト

スクワットの説明でもしたことと同じなのですが、デットリフトでは、臀部と言われるお尻を鍛えやすい特徴があります。衝撃を受け止める中心は、股関節になります。となれば、その周辺を鍛える必要性も理解できると思います。

技術トレーニング

もう一つは、技術トレーニングです。こちらについては、みなさんも取り組んでいると思います。特におすすめの練習方法について説明していきたいと思います。

やり壁刺し

この動作において、しっかりとブロック時の前足を突っ張るイメージを付けていくことが有効であると思います。これは、上半身の技術トレーニングとしてよく活用されているのですが、ブロック動作の練習にもなります。このときにしっかりと形を作ってから、ブロックを意識して投げる練習につなげると、より効果的です!

メディシンボール投げ

ブロック動作をして小さなメディシンボールを投げる練習です。これが、なぜ有効であるかというと、ブロックができない人は、ヤリを意識しすぎることで、ブロック動作に集中できていないことが多くあります!ブロック動作にのみ意識して、投げ練習を行い、意識を慣らしていくことが重要です。また、上半身の筋力トレーニングにもなって一石二鳥です!


小さなメディシンボールは、買っておいても収納する場所も取らず、どこでも投げることができるので重宝します!重さは、やり投げよりも少し重い1kgぐらいがおすすめです!

まとめ

やり投げにおいてブロック動作は、飛距離を伸ばすために非常に重要な投てき技術であるということでした。その強化方法としては、オーソドックスですが、見落としがちですが基礎的なことが重要です。ぜひ、これからの練習の参考にしてください!

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